▸ 収益不動産について適正な評価額を主張したケース
遺産分割協議
不動産の評価
- 相談者性別・年齢: 60代男性
- 被相続人との関係: 二男
- 相続財産: 土地(価値は不明)
故人である母は,先祖代々地主で多くの不動産を有していました。ただし,昔から地代が変わっておりませんでしたので,収益状況は良好ではなく,場合によっては負債・負担の方が大きくなってもおかしくないと聞いておりました。兄はこれを理由として,不動産の価値がゼロだと言って聞きません。私としては,正当に不動産を評価してもらった上で,現金で遺産を受け取りたいです。
当事務所は,ご依頼者様のご意向を受け,適正な不動産の評価を求めて遺産分割調停を提起しました。
不動産業者からの査定を取得した上で,不動産鑑定を入れるべき事案と判断し,鑑定方法に関して詳細を詰めた上で,不動産鑑定を行いました。結果,不動産の価値を著しく低く見積もろうとする相手方の主張を排斥する審判を獲得することが出来,依頼者様は,適正な代償金を獲得することができました。