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ご相談内容

故人である母は,京都で先祖代々地主であり,多くの不動産を有していました。
ただし,昔から地代が変わっておらず,収益状況は良好ではありません。場合によっては負債・負担の方が大きくなってもおかしくないと聞いていました。
兄は「不動産の価値がゼロだ」と主張し,聞き入れません。私としては,正当に不動産を評価してもらった上で,現金で遺産を受け取りたいと考えています。

対応とその結果

当事務所は,ご依頼者様のご意向を受け,適正な不動産の評価を求めて遺産分割調停を提起しました。

不動産業者からの査定を取得した上で,不動産鑑定を入れるべき事案と判断し,鑑定方法に関して詳細を詰めた上で,不動産鑑定を行いました。結果,不動産の価値を著しく低く見積もろうとする相手方の主張を排斥する審判を獲得することが出来,依頼者様は,適正な代償金を獲得することができました。

弁護士からのコメント

京都には,本件のように先祖代々の土地や収益不動産が絡む相続が数多くあります。
特に地代が長年変わっていない土地や,底地・借地権,あるいは古い京町家などは評価方法が難しく,相続人間で主張が対立しやすい典型例です。
相手方が「価値は無い」と主張する場合でも,相続に強い弁護士が介入し,不動産鑑定士など専門家と連携して法的に適正な評価を主張すれば,正当な権利(代償金)を確保できます。京都で不動産相続にお悩みの際は,諦めずに当事務所へご相談ください。

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